港区新橋の「神戸餃子」。宇都宮でも無ければ、浜松でも無い。ラー油でも無ければ、酢コショウでも無い。一口で食べきれ、味噌だれにどっぷり、食べた個数を忘れるほどの世界観にもどっぷり!

港区新橋の「神戸餃子」。宇都宮でも無ければ、浜松でも無い。ラー油でも無ければ、酢コショウでも無い。一口で食べきれ、味噌だれにどっぷり、食べた個数を忘れるほどの世界観にもどっぷり!

【店名】
神戸餃子 樂
【所在地】
東京都港区新橋

【性別】女性
【年齢】44歳
【職業】専業主婦


【お店を知ったきっかけ】
友人と食事に行く際に、もともと行こうと思っていた店が満員で入れなかった為、周辺を歩き回っていたところこじんまりとした外観に目を惹かれたから。
また決して餃子として有名とは言い難い「神戸」を謳った店名であったことが気になり、入店した。

【誰と行ったか】
友人と2人で行った。




【お店の雰囲気】
新橋駅近くのサラリーマンが集う飲み屋街の中にあり、一見カウンターバーと間違うような店の外観となっている。
実際にカウンターが7席ほどと、テーブルが3つで12席と決して広い内観とは言えない。
気さくなご主人を含む店員さんの接客対応がとても明るく楽しかった。
また場所がらサラリーマンが多いと思っていたが、女性客も多く、一人で飲んでいる女性もいた。

【注文したもの】
味噌だれで食べる焼き餃子、パクチー餃子




【感想】
見た目は通常の耳型餃子だが、1個が約20g以下程度と小型の餃子であり、耳が完全に閉じられてなく、一見肉汁や旨味を逃してしまうのではと思う外観となっている。
またパリパリの薄皮に反して、耳側はモチモチ触感を維持しており、蒲田餃子のような独特の羽は無い。
中具にはにんにくは使用しておらず、定番の豚肉・キャベツ・にらをベースに味付けは、しょうがをメインとしている。
最初の一口はそのまま食べたかったが、お勧めは味噌だれとのことだったので、とろみのある味噌だれにどっぷり付けて食べると、鼻先に甘めの味噌だれの風味が広がり、その後餃子のしょうがのパンチ感が後から追いついて来ると同時に逃げてしまうのでは?と思っていた「肉汁と旨味」で口の中が満たされた。
そして咀嚼するたびに、パリパリの皮の食感と耳側のモチモチ感が交互に重なり、完成した餃子としてのハーモニーを織り成した。
一緒に飲もうと思っていたビールを飲むのも忘れ、気が付けば6個の一皿をあっという間に平らげてしまったのに少し時間がかかった。
お恥ずかしながら神戸で餃子が有名であり、味噌だれを付けるのが食べ方の主流であるという事実をこの時初めて知るに至った。




【他のメニューやトッピングなど】
店員さんのお勧めということも有り、パクチー餃子(1皿6個)をオーダーしてみた。
正直なところ、パクチーはあまり好きではなく、サラダやチキンステーキに乗っている料理を食べるときも、パセリのようにどかして食べているという癖が付いてしまっている私だったので、食べられるか不安だった。
あえて調味料をつけずにそのまま食べてみたところ、パクチー独特のさも料理自体を台無しにしてしまうかのような尖った風味はほぼ感じられず、むしろ餃子の他の中具と絶妙にマッチしており豚肉やキャベツといった食材を殺さずに脇役に徹しているパクチーの存在があった。
店員に伺ったところ、パクチーはメインの食材としてではなく調味料として扱うことで他の食材を活かすことのできる万能食材であるとのことでした。
感動です!




【エピソード】
食事メインで訪れた餃子屋でしたが、これまで経験したことがなく、食べたことのない餃子のあまりの美味しさと新しさに2人で計50個の餃子をぺろりと食べてしまった。
また普段あまり飲まないビールをたらふく飲んでしまったこともあり、やはり餃子にはビールが合うなあと再度認識させるには十分の食事であった。
途中でハイボールに切り替えて食事を進めるも、またビールに戻すという出来事はこれまでなかったことだった。




【知人の評判】
餃子は一口で食べきれるサイズがベストだ。
なぜなら1個噛み切らなければならない場合、1個全てで自信を表現している餃子を半分にすることになる。
これはもしかしたらどんな大きさであっても餃子は一口で食べることがマナーなのではないか?と気付いたとの言葉に私も全面同意せざるを得なかった。




【他との比較】
一口で食べきれる大きさ、焼き目面のパリパリ食感、耳側のモチモチ食感、皮が閉じ切っていないのにも関わらず口内であふれてくる肉汁と旨味、豚肉・キャベツ・にらといった特別な食材を使用しているわけでは無いのに今まで食べたことのない餃子の世界観を与えてくれること、にんにくを使用していないにも関わらずお酒が進んでしまう中具の味付け、普段付けることのない味噌だれという選択ができることで味わうことのできる餃子の別世界観。




【価格と満足度】
2人で6,000円程度ととても安いと感じた。
とても満足しましたし、また機会があれば行きたいと思うには十分な品質であった。
他にも料理のレパートリーがあったが餃子に集中してほしいという店主の意気込みを感じたので、素直に従ったかたちとなったが良かったと思う。




【期待すること】
カクテル的なものを含めて飲み物の種類が多いので、あえて少なくしてビールやハイボールと2種類程度のソフトドリンクだけにすれば餃子に集中してほしいというお店のコンセプトに合致するのでは?と感じた。
女性も男性も若い方も年配の方も全ての客層を狙うのではなく、あくまでも神戸餃子を知って欲しいという目的が明確なので、リピーターや口コミで広がるお店なのかな?と思った。
今後期待することは特になく、逆にあまり人に知られたくないとっておきのお店だなと思う。



もはや餃子は日本を代表する国民食であり、宇都宮、浜松、福岡、などなど様々な地域で独特の作り方・形状・食べ方を含めたエンターテイメントとなっている。
神戸もその一つであり、独特の世界観を表現している。
その日本食である餃子エンターテインメントを神戸餃子で表現しており、神戸餃子の何たるか?を体験するには抜群のお店です。

神戸餃子 樂
東京都港区新橋
女性・44歳・専業主婦
港区新橋の「神戸餃子」。宇都宮でも無ければ、浜松でも無い。ラー油でも無ければ、酢コショウでも無い。一口で食べきれ、味噌だれにどっぷり、食べた個数を忘れるほどの世界観にもどっぷり!